第6回日本?インドネシア学長会議(7月10日~11日、インドネシア?マカッサル)に参加しました
2025年7月10日から11日、インドネシア?マカッサルで開催された「第6回日本?インドネシア学長会議」に、井原敏博大学院自然科学教育部長が学長代理として出席しました。2019年の広島での開催以来、コロナ禍で中断されていましたが、ハサヌディン大学の主導で会議が再開されました。テーマは「Strengthening Cooperation in Facing Global Uncertainties」、世界的な不確実性に立ち向かうための協力強化について活発な議論が行われました。
会議は、インドネシアの学生による伝統舞踊の披露から始まり、ハサヌディン大学学長Prof. Dr. Ir. Jamaluddin Jompa、インドネシア国立大学学長協議会長Prof. Dr. Ir. Eduart Wolok、矢野和彦文部科学審議官、インドネシア教育文化?研究技術省大臣Prof. Brian Yuliartoが挨拶。続いて正木靖駐インドネシア日本国大使による基調講演があり、万象城娱乐体育_万象城体育在线-官方网や両国の協力に関する講演が行われました。会議中は、参加者同士の意見交換も活発に行われ、次回の会議が神戸大学がホスト校となることが決まりました。
11日には、3つの分科会に分かれてディスカッションが行われ、大学間の協力や大学の役割について議論されました。また、ハサヌディン大学学長への表敬訪問も行われ、若手教員の海外派遣計画やダブルディグリープログラム(DDP)への関心が示されました。また、ハサヌディン大学のProf. Dr. Ir. Jamaluddin Jompa学長への表敬訪問を行い、同大学が進める若手教員の海外派遣計画や日本への関心について意見交換しました。インドネシア政府の奨学金制度も紹介され、熊本大学とのダブルディグリープログラム(DDP)への関心が示されました。本学の国際交流協定校でもあるスラバヤ国立大学やバンドン工科大学、ブラビジャヤ大学や、これからの交流が期待されるマラン国立大学等との学生?研究者交流が行われ、インドネシア政府のダブルディグリープログラム(DDP)への関心も高まりました。
2日間の会議には、インドネシアから50機関143名、日本から32機関58名が参加し、盛況な会合となりました。閉会式では、2年後の神戸で再会を約束し、会議は無事終了しました。
開会式
分科会での集合写真
ハサヌディン大学長への表敬訪問
大学間交流協定校ブラビジャヤの大学との交流